1992-01-10 第122回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
○京谷説明員 食糧管理制度、先生御承知のとおり、国内米、輸入米を通じまして生産、集荷、販売、各般にわたりまして全量管理という体制をとっておるわけでございます。この全量管理体制の中で市場原理、競争原理を入れた制度運営の改善が行われてきておるわけでございますが、その根幹をなしておりますのはやはり全量管理のシステムである。
○京谷説明員 食糧管理制度、先生御承知のとおり、国内米、輸入米を通じまして生産、集荷、販売、各般にわたりまして全量管理という体制をとっておるわけでございます。この全量管理体制の中で市場原理、競争原理を入れた制度運営の改善が行われてきておるわけでございますが、その根幹をなしておりますのはやはり全量管理のシステムである。
○京谷説明員 ダンケル・ペーパーで示されております関税化の概念、細かい点についてはまだこれからの交渉に残されている部分がございますけれども、現時点で私どもの認識するところと現在の食糧管理法の体系、先ほど経済局長からお話を申し上げておると思いますけれども、基本的には、前回の先生の御質問にお答えしましたとおり、現行法が持っております生産、集荷、販売にわたります一元的な全量管理システムとこの関税化の概念というのは
○京谷説明員 報道されております事実というものがいかなる根拠に基づいて展開されておるのか、私ども一切承知をしておりません。 食糧管理法に基づきまして制度の運営を預かっている私どもの立場で申し上げますと、この関税化の概念と現行食管制度は両立し得ないという考え方でございます。
○京谷説明員 平成三年産米の作況につきましては、私どもも累次の作況報告を聞いて懸念を持っておるところでございますが、その中で御指摘のありました数点について御説明を申し上げます。 規格外米の政府買い入れ問題でございますが、ただいまのところ我々といたしましては、集荷法人等から自主流通米による流通対応についての要請を受けておりまして、これについては基本的にこれを認める方向で対応したいと思います。
○京谷説明員 ただいま御指摘ございましたように、にせコシヒカリ事件と呼ばれる事件が発覚をしまして、一部捜査当局の捜査を区切りをつけた部分はございますが、なお捜査は継続されておる状況でございます。
○京谷説明員 御指摘がございました災害等に伴う規格外米の発生についての対応でございますが、私ども、まず自主流通米としての流通につきましては、集荷業務を行う指定法人とも相談をして、基本的にはその流通の方途を講ずるようにしてまいりたいと考えております。それからまた、あわせまして、被害地域の実情に応じまして、政府買い入れの方途についても今後検討してまいりたいと考えております。
○京谷説明員 水産行政についての私の基本的な考え方、先ほど申し述べたとおりでございます。答弁者については、必要がありますれば、私、ここに残ってお答えをさせていただきたいというふうに思います。
○京谷説明員 いろいろな経緯があったことは一般的に聞いておりますが、私、その当時、直接担当でございませんでしたので、詳細な内容については承知をしておりません。
○京谷説明員 建設省または水資源開発公団ではなかろうかと思います。
○京谷説明員 御指摘ございましたように、日ソ間の漁業関係をめぐる問題の中でいろいろな違反操業問題が大変大きな課題になっております。九月の初めに持たれました日ソ外相会談の席におきましても、ソ連側から大変大きな指摘を受けておるという認識を持っております。
○京谷説明員 お話しございましたように、いわゆる特攻船の主要対象魚種としてカニがあるわけでございます。実は、日ソの政府間でやっております交渉でございますが、御承知のとおり日ソ漁業協定に基づいて行っておるわけでございますけれども、実はカニはこの協定の対象になっている魚ではない、大陸棚資源であるという認識になっておりまして、現時点で協定に基づく政府間交渉の対象に直接することば不可能であります。
○京谷説明員 私から、牛肉の問題についてお答えを申し上げたいと思います。 御指摘のとおり、先般のアメリカ、豪州との間の牛肉貿易に関する合意の結果が、国内の畜産農家にとりまして大変厳しい試練になるということを私ども十分認識しております。
○京谷説明員 牛肉の緊急措置についてのお尋ねでございますが、アメリカの食肉輸入法におきまして、輸入数量制限を行う措置はアメリカの一方的な措置として決められておること、事実でございますが、そのこと自体は実はガット違反である、そういうふうな発動の仕方をすることはガット違反であるということは、アメリカもよく自覚をしておるようであります。
○京谷説明員 先般日米間で合意をしました牛肉問題について、御承知のとおり、一連の輸入枠撤廃後の国境措置についての合意も行われたわけでございます。
○京谷説明員 御承知のとおり、現在進めております水田利用再編対策の基本は、法律制度等に基づく強制的なものではなくて、あくまで稲作農家の理解と御協力を賜って、自主的な運動として進めておるわけでございます。その中にありまして、先生御指摘のような団地化の推進ということで私どもいろいろな工夫をし、また末端での指導を進めておるところでございますが、御指摘のとおりなかなかその成果が一〇〇%達成されない。
○京谷説明員 米の生産調整を織り込んだ上で現実に行われた米の生産数量は、ただいま先生から御指摘のあったとおりでございます。
○京谷説明員 米の生産調整のための施策によりまして、私どもといたしましては、米以外の農産物への転換を進めたいということで行っておるわけでございます。 その状況を最近時、五十九年度の実施状況で御説明をいたしますと、総体として転換面積の全体が六十二万一千ヘクタールでございますが、そのうちの八四%に当たる約五十二万ヘクタールに麦、大豆、野菜等といった転作作物が栽培をされておるという状況でございます。
○京谷説明員 食肉の流通問題に関連をいたしまして、卸売市場を経由する流通と市場外流通についての御指摘があったわけでございます。御指摘のとおり、食肉の流通量に占めます卸売市場のシェアというものは、牛肉につきましては三二・六%程度になっておろうと思います。それから、豚肉についてはさらに小さくなっておりまして、一七%弱というふうなレベルになっております。
○京谷説明員 ただいま先生から御指摘ございましたように、昭和五十五年度の指定食肉、牛肉と豚肉でございますが、これにつきまして畜産物価格安定法に基づきまして安定価格を定めたわけでございます。
○京谷説明員 ただいま指定食肉の価格決定の結果につきまして、不足払いの対象になります加工原料乳についての保証基準価格との対比でのお話があったわけでございます。
○京谷説明員 牛肉の生産についてのお尋ねでございますが、御指摘のとおり、現在畜産振興事業団が輸入牛肉の相当部分を取り扱っておりまして、それによって獲得されました差益金が牛肉の国内生産あるいは国内流通のための施策の財源として使用されておるわけでございます。
○京谷説明員 ただいま牛肉とオレンジの自由化問題についての御質問がございましたが、牛肉につきましては、御承知のとおり交渉の過程で自由化が折衝の課題になったことは事実でございます。
○京谷説明員 輸入総量として、今回の交渉の中で合意した輸入枠といたしましては、御案内のとおり、一九八二年度で十二万五千トンの輸入があるであろうという共通の認識を持ったわけでございますが、この数量自体については、先生が御指摘のような国内生産を圧迫するというようなことはないと考えておりますし、また、その後の問題につきましても、その時点におきます国内需給の見通しを十分踏まえまして対処していくつもりでございます
○京谷説明員 ただいまの先生の御質問、農業用水がわが国における水利用の大部分を占めておった、それが最近におきます経済の発展等に伴いまして都市用水の需要が増大し、それに対して農業用水側の対応をどう考えるか、あるいはその対応の過程で、建設省の担当しております河川行政の運営にあたって、農林省としてどういう受け答えをしているかということにつきまして御説明いたしたいと思います。